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おのまとぺん
ホームディレクター
主に子育てに関する事を発信しています。

お手伝いについての試行錯誤

こんにちは。penです。

皆さんのお子さんはお手伝いをしていますか?今回は子どものお手伝いについてのお話ができたらと思います。

最初はかえって手間が増えて億劫かもしれませんが、お手伝いの効用はたくさんありますよね。家族で協力し合って生活できる様に…と我が家も試行錯誤しております。子どものお手伝いについて何か一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。

おのまとぺん

一緒に試行錯誤してみませんか?

目次

お手伝いの効用

お手伝いをする事の必要性ですが、私は以下の様に感じています。

家族に感謝されて自信や意欲を高められる

お手伝いをする事で家族の一員としての自覚がうまれ、必要とされている事を実感できる事が私は一番のメリットだと感じています。

自分に役割がある事、家族に感謝される事で、自己肯定感もより高める事ができると思います。

社会での生活は決して自分独りで完結するものではありませんね。子どもには助け合いながら生きる姿を見せてやりたいと思っています。

生活力を培う事ができる

実際に生活力を培う事ができるのもお手伝いならではですね。これは習い事などでは習う事のできない、生きた生活力となる事間違いなし。

知り合いのお子さんは12歳から寮生活を始めました。我が子達がいつ親元を離れてゆくかはまだ分かりませんが、家族がいなくても最低限身の回りの事をできる様にする事も親の努めだと思っています。

工夫や失敗などを経験できる

お手伝いを通して工夫や失敗を経験できる事も大事だと思います。どうしたら早くできるか、どうしたら綺麗にできるか、失敗したらどの様に対処すれば良いか…トライ&エラーを繰り返しながら、物事に向き合う事を学ぶのではないでしょうか。そのためにはある程度長い期間取り組む必要があると考えます。

自分ひとりでできた達成感を味わう

親が手伝わずに自分一人でお手伝いをできる様になったら、達成感も得られますね。一人でもできる!という自信をたくさんつけていったら良いなと思っています。

手先を使う(器用になる)

お手伝いの種類にもよりますが、手先を使う事は器用になり賢くなる事でもあると思います。先日次女の入学説明会で栄養士さんから、「みかんの皮を1人で剥ける様に練習してきてください」と言われ驚きました…。子どもの手先を使う機会をむやみに大人が奪ってはいけないなと思います。

以上が私の考えるお手伝いの効用5つです。様々な面を考えながら、お手伝いで何を学んでほしいかを明確にすると良いのかもしれません。

いつから始めたら良いの?

お手伝いをいつから始めたら良いか…という事ですが、私は子どものやりたい!という気持ちが大切だと思います。

我が子たちは1歳頃くらいでしょうか、自分で何でもやりたがる時期に自分の事は自分でできる様にサポートしてきました。子どもが扱いやすい服や食器を選んだり、自分で身支度ができる様な環境を整える事から始めました。先ずは自分の事を自分でできる、という事がお手伝いの第一歩なのではないでしょうか。

2歳くらいになるとごっこ遊びがいよいよ盛んになり、大人の真似をしたがりますよね。そんな時にホンモノのお手伝いをしてもらうと喜びます。炊事系ばかりですが、下記参考になります。



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もちろん、ある程度大きくなってからでも大丈夫。小さい子と違った難しさはあるかもしれませんが、遅すぎるなんて事はないと思います。お子さんの好きそうなお手伝いが見つかると良いですね。

お手伝いにお小遣いは必要?

お手伝いとお小遣いは切っても切り離せない関係かもしれませんね。

我が家の場合ですが、お金よりもまずは感謝を伝えたいと思っています。また、生活に必要な家事には対価を与えないのが私の基本的な考え方でもあります。

金銭感覚や管理についてはまた別途書きたいのですが、人を喜ばせたり、困り事を解決したりした場合の報酬はありです。サラリーマンの様に毎月自動的に定額支払われる報酬はありません。

いずれも時間や自分の力を使って対価を得るという経験はさせてあげたいと思っています。お小遣いでお手伝いのやる気アップにつながるなら、一つの手段として良いかもしれませんね。

我が家のお小遣い事情については別記事に書かせていただきました。

長期休暇のお手伝いは…

夏休みなどの長期休暇期間中は日頃のお手伝いに加えて新しいお手伝いをするのも良いですね。幼稚園や学校などでお手伝いの宿題が出たりするかもしれません。

お手伝いが期間限定になってしまうのはもったいないですが、長期休暇は時間的なゆとりがあると思うので、じっくり子どもと向き合う事ができるのではないでしょうか。

夏休みは花の水やりや草むしり、冬休みは大掃除など、季節を感じられるお手伝いも良いですね。

お手伝い案

実際に何を手伝ってもらうかですが、基本的には子どもと一緒に考えて、選んでもらうのが良いと思います。

はじめのハードルはなるべく低く設定する事がおすすめです。狭い場所や簡単な事から始める事が近道と考えます。できた!という成功体験を繰り返し積めると良いですね。難しい事も徐々にステップアップしてゆけばできる様になります。

以下にリストを挙げてみたいと思います。

掃除系のお手伝い

  • 掃除機がけ
  • 雑巾がけ
  • 玄関掃除
  • 窓拭き
  • お風呂掃除
  • ゴミ集め
  • ゴミ捨て

食事系のお手伝い

  • テーブル拭き
  • 料理(野菜を洗う・切る・お米をとぐなど)
  • 食器の用意・配膳
  • 食後の片付け
  • 食器洗い
  • 食器拭き

生活のお手伝い

  • 布団の上げ下ろし
  • 新聞をとってくる
  • 玄関の靴を揃える

洗濯系のお手伝い

  • 洗濯物を干す
  • 洗濯物をたたむ
  • たたんだ服の片付け

その他のお手伝い

  • ペットのえさやり
  • 犬の散歩
  • おつかい
  • 花の水やり
  • 草むしり
  • 下の子の世話

お子さんの興味関心に合わせて、色々と試してみるとよいですね。

保護者の心得3つ

子どもがお手伝いをするにあたり、保護者が心得ておくと良い事を以下に記します。(自分へのメッセージでもあります)

『怒らないでポジティブに』

失敗したとしても怒らない事は重要だと考えます。怒られただけでもお手伝いが楽しいものではなくなってしまいますものね。誰しも失敗はするもの。失敗は成功の母!というスタンスでいたいですね。お手伝い中にお茶をこぼしてしまった!→床を拭くからきれいになって良かった!などなど。

『強制はしない』

やらされる事は何事も嫌になるもの…自発的に手伝いたい!と思えたら最高ですね。

自分の最低限の事は息をする様に無意識でできる…というのが理想的ではないでしょうか。自主性を育みたいですね。先ずはやってもらって当たり前…にならない様にする事ですね。

強制しないといつまでもやらない!という声も聞こえてきそうです。そんな時は忙しいお母さんを演じて「◯◯してもらえると助かるー!」「玄関が汚い〜!ちょっと手伝ってくれないー?」などと声をかけてみるのも良いですね。継続はできなくても、色々な家事経験になると思います。

最初は一緒にやらなければ行けませんが、子どもも親の力になれると喜びます。ぜひ巻き込みましょうw

『のんびり待つ』

待つという事が現代人にはどれほど難しい事か…しかしこの『待つ』という事が上手になれば子育ても上手になる、と児童精神科医の佐々木正美先生は仰っています。たとえ上手くできなくても、長続きしなくても、大人が待つ事ができれば、子どもは安心できてその子らしく成長できるのではないでしょうか。


小さな子どもでも家族のためにできる事は、たくさんあります。

豊かなお手伝い経験を通して、お互いに人間力も高めてゆけたら素敵ですね!

おのまとぺん

千里の道も一歩から…

それではまた!

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