こんにちは。penです。
今回はファミリーカーとしてハイエースに乗っている我が家の実体験を書こうと思います。乗り換えて3年ほどですが、ハイエースは子育て中の方にも自信を持っておすすめできる車です。
パートナーは自動車整備士ですので整備士的な視点も踏まえながら、基本的には母目線でハイエースについて語っていきたいと思います。
車の買い替えや購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

ハイエースはファミリーカーとしてもおすすめですよ♪
ハイエースのメリット
車は走れば何でも良いと考えていた私ですが、ハイエースに乗ってその良さを日々実感しております。先ずはそんなハイエースのメリットを書いていきたいと思います。ちなみに我が家のハイエースは標準のナローボディで、ワイド(幅の広いタイプ)やハイルーフ(背の高いタイプ)ではありません。
意外と運転しやすい
ハイエースと聞くと先ずは大きい!と思われる方も多い様ですが、実はサイズ感はノアやボクシーと同じ規格です。そして、ノアボクよりタイヤとタイヤの距離が短いため、小回りが意外ときき街乗りでも大丈夫です。Uターンなどもできますよ。
近頃女性のハイエース乗りも見かけます。パートナー曰く、目線が高いので運転しやすく、高速などでも疲れにくいとのことです。運転席に乗る時は少し高いので、「よいしょ!」という感じです…w(妊婦さんには厳しいかもしれません。)
高さは2m以内であればだいたいの駐車場には停められます。2m以上のワイドやハイルーフだと少し注意が必要かもしれません。そもそもハイエースに乗るまでは駐車場の高さ制限を気にする事はなかったので、勉強になりました。
大きい、運転しづらいというイメージがありますが、普通の乗用車と大きく変わりありません。
とにかく荷物の量をたくさん積める!
子育て中は何かと荷物が多くなりますよね。ハイエースのメリットといえば、荷室の広さではないでしょうか。
我が家のハイエースは私の電動自転車を運んだ事もありますwコストコに行っても色々たくさん買えます。
キャンプに行くときは特に荷物の量も多いので、大助かりです。クーラーボックスやテント、タープなどなど、キャンプをはじめるとどんどん道具が増えてゆきますね。我が家はそのまま倉庫代わりになっています…。ちなみにハイエースは荷物を載せる車なので、あまり荷物を載せないのも良くないそうですよ。


また、スライドドアの開口幅が広い&パワースライドドアのため、子どもでも乗り降りしやすいです◎室内も広いので、喧嘩も減った様に思います。
カスタマイズ性に優れている
ハイエースはシンプル故にカスタマイズ性にも優れています。この点に魅力を感じる人も多い様です。
そもそもが必要最低限な装備のため、必要と感じるものはつければ良いし、自分仕様にする事ができ多種多様な使い方が可能です。
エアロやホイールなどの見た目のカスタマイズはもちろん、ベッドキットやシートなどの内装、断熱や音などの機能面など乗る人の必要&好みを自由に合わせて楽しむ事がハイエースの醍醐味ではないでしょうか。
そのため、車体自体の値段は安いですが、ある程度のカスタマイズ費は考えておいた方が良いかもしれません。ハイエース愛好家の中には車体費よりも改造費の方が高くついている事も珍しくないんだそうですよ。
女性からは「ハイエースは仕事の車!って感じで嫌…」という意見もよく聞きますが、車体の色やシートの素材などもカスタマイズできるので、ザ・仕事の車!感はなくす事もできます。
我が家のハイエースもボディはホワイトパールクリスタルシャイン(有料)で、とても綺麗で高級感のある色です。個人的はこの色が大変気に入っています。シートも革風の素材にしているので、一般的な仕事用の車という感じではありません。シートについてはどうせ子ども達が汚すので、お好みですが…。
買取価格が高い
ハイエースは海外での需要も高く、部品の汎用性もあり、国内でも商用車としてのニーズもあるため、手放す時も買取金額を期待できます。
色やグレード、走行距離、傷の有無などの状態によるところもありますが、買い替えの際に少しでも高く売れたら有難いですよね。トラックやハイエースなど商用車専門の買取業者もあるんだそうです。それくらい、ハイエースのニーズがあるという事ですよね。純粋にすごい事だと思います。
車体が丈夫で長年乗れる
一般的な車の買い替えの目安に走行距離10万kmがありますが、ハイエースだと20万km~30万kmを超えて走っている車も多いそうです。ディーゼルであれば50万km以上走行できるとか…!それだけ丈夫であり、海外からの信頼も厚い様に思います。
定期的にメンテナンスをしてあげれば、長く乗る事ができるという点は嬉しいですよね。愛着も湧きます。逆に新しい車に次々買い換えたい方も、上述した様に高く売れる事を考えれば、手を出してみてもアリなのではないでしょうか。
ファミリー層と被らない
意外とファミリーでハイエースに乗っている人はまだ少ないため、他のファミリーと被らない点も良いと思います。
商業施設等に出かけてもハイエースはあまり停まっていないため、車が見つけやすいです。車の鼻がない分、遠くからでも目立ちますよ。
あと、余談ですが子どもはハイエースをすぐ覚えてくれます。(キャラバンとも間違われますがw)そして何故か子どもはハイエースが好きです。(働く車のイメージ…?)
ハイエースのデメリット
続いてデメリットと感じる事について挙げます。どんな車もデメリットはあると思いますが、ハイエースのデメリットに関してはカバーできるものが多いと思います。
ハイエースは年車検である
一般的な乗用車と異なりハイエースは商用車となるため、1年毎の車検が必要です。(初回車検は2年目でそれ以降は毎年)例え乗用車として使っていても、商用車として扱われるため注意が必要です。
私としてはこの点がネックでしたが、商用車は税金が安いため車検も安いですし、固定資産税も安いです。そういった面も踏まえてトータルで考えると、普通の乗用車とそう変わりません。
また、車は走行すればするほど劣化していくもの。1年毎にしっかりとメンテナンスをしてゆけば、結果的に長く良い状態をキープして乗る事ができるんだそうです。
ラグジュアリー感はない
車にお客様をよく乗せたり、ラグジュアリーさを求める場合は、ハイエースは不向きかと思います。
エンジン音もそれなりにします。乗り心地も悪くはないですが、高級車とはやはり違います。(慣れもありますが、この辺は対策もできますので、我が家もカスタマイズしています。)
ファミリーカーとして使用するなら少々お高いですが「スーパーGL」がおすすめです。スーパーGLは標準装備に後部座席スライドやリクライニング、分割式ヘッドレスト、リアクーラーやリアヒーターがついているため、ハイエースの中でも乗り心地が良く、快適に乗れるグレードです。
燃費性能がいまいち
もともと貨物車として作られていますし、燃費の観点からはイマイチだと思います。ただ、普通のガソリン車とそう変わらないとも言えます。感覚値ですが街乗りディーゼル車でリッター9km前後ほどとのこと。もちろんエコカーには敵いません。
ETC料金が若干高い
ハイエースの場合ETCの料金が普通の乗用車と比べてほんの少し高いそうです。これは高速道路をたくさん使われる方にはデメリットですよね。我が家はそこまで高速を利用しないため、気にしていませんでした。
高速道路の料金は車の大きさではなく、5種類の車種区分によって決まるそうです。基本的にハイエースは普通車か中型車に分類され、普通車と中型車では高速料金は都市高速以外では1.2倍も違うそうなので、気になる方はボディタイプや何ナンバーにするのか等調べてみると良いと思います。
対策としては高速を使わないルートの検討や、割引のある時間に利用する…などでしょうか。子連れの場合、深夜の移動はなかなか難しいですが。。
ハイエースは盗まれやすい?
ハイエースは盗まれやすいという話もあります。
盗難される理由の1つとしてハイエースは耐久性に優れ部品の汎用性もあり、海外での人気が高いことが挙げられますが、これはハイエースが価値のある車であるという事を物語っていますね。
またもう1つの理由として、以前はイモビライザー(防犯装置)の標準装備が進まずセキュリティが低いことから、自動車窃盗団の標的となっていたことがあったそうです。しかしこれは過去の話であり、現在は標準装備に盗難防犯システムがついていますので、そこまで気にする必要はないのかなと思います。
念のため駐車の際は屋外ではなく防犯カメラ等がある屋内の駐車場を選ぶ等の注意は必要かもしれませんね。我が家は使っていませんが、ハンドルロックという盗難防止グッズもあるそうです。
キャブオーバー型故に運転に注意が必要
ハイエースはキャブオーバー型という車体形式で、エンジンの上に運転席(キャブ)が配置されています。そのため普通のボンネットがある乗用車と少し違い、運転に注意が必要です。
具体的にはボンネット部分がないため前の車との車間距離の感覚が異なる事や、ハンドルを切るタイミングが遅めである事、左サイドミラーの下や後方下部など目視では確認しにくい死角がある事などが挙げられます。
運転感覚については慣れですが、安全性を問題視する声もあります。ボンネット部分がないため、事故を起こした時の安全性については普通の車より劣ると思います。ハイエースのフルモデルチェンジの話もあり、フルモデルチェンジ後のハイエースは乗用車の様なボンネットがついている姿を拝見しました。
トヨタもこの安全性については改善したいと思っているのかもしれませんね。ただ、現行のハイエースはキャブオーバー型故に荷室の空間を確保できているので、キャブオーバー型でなくなるという事は、ハイエースの魅力が減ってしまうと感じます。。難しいところですね。
我が家のカスタム
最後に我が家のカスタムをご紹介致します。機能性重視のカスタマイズですw
防音・断熱セット
先ずは防音断熱セットです。これがないとうるさくて暑い!との事で、即パートナーが取り付けていました。整備士いわく、ディーゼルはほぼ必須との事です。取付は素人でもYouTubeなどを見ればできるそうで、素人で所要時間3時間くらいだそうです。(プロで1時間ほど)シートを外さないといけないそうで、結構大変な様です。
ミラークローズキット
鍵が閉まるとミラーがたたまれる…というオプションがハイエースにはないため、こちらを取り付けていました。(電動格納ミラーはあり、駐車時毎回たたむ操作が必要で面倒くさいとの事)ハイエースのミラーは大きいため、駐車時はたたみたいですよね。
ベッドキット
ベッドキットは色々ありますが、我が家は楽天で↓買いました。上の空間ができるので更に荷物を載せられる様になりました。車中泊は今のところ未経験なので、寝心地は分かりかねますw
ステアリングシェイクダンパ
ハンドルの振動を低減するものだそうです。もはや私にはよく分かりませんwが、つけるとつけないのとでは全然違うそうです。ハンドルが持っていかれにくく、段差やマンホールの上を走行した時に特に効果を実感できる様ですよ。
以上が我が家のカスタマイズです。
ハイエースに一度乗ったら乗り換えられない!というファンも多くハイエースの雑誌があるくらい、ハイエースは世界中で多くの人に愛されています。本屋さんで↓のぞいてみましたが、皆さん思い思いにハイエースを楽しんでいて、とても面白かったですよ。
我が家のハイエース事情は以上です。



ファミリーカーとしてのハイエースの魅力が伝われば幸いです。
それではまた!
コメント
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