こんにちは。penです。
代表的な知育玩具と言われる積み木ですが、皆さまはお持ちですか?
積み木を購入するにあたり、我が家は色々と調べ悩みました。悩みの末、現在は国産の基尺4.5cmの積み木で遊んでおります。そんな積み木選びの経緯や実際使ってみての感想などもお伝えできたらと思い、記事を書きます。

積み木選び、悩みますよね…
積み木はシンプルで遊び方も無限大の楽しいおもちゃです。現在積み木の購入を検討している方や基尺で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
積み木の魅力
積み木はおもちゃの代表格ともいえるのではないでしょうか。なんとなく知育に良さそうなイメージがありますが、私は積み木の魅力を以下の様に感じています。
シンプルな形状故に遊びに最適
積み木はドイツの教育者フレーベルの発明品と言われており、同じ大きさ、同じ幅、同じ高さのものは、並べたり積んだりすると同じ長さや同じ高さになります。この事が積み木の醍醐味であり、基尺(基本の尺度)が重要となる所以です。
基尺が違うものを何種類も混ぜたり、いい加減な基尺の積み木を扱うと、積み木の面白さが分かりにくくなってしまうと感じます。木尺が揃ったもので遊ぶとぴったり揃って本当に気持ち良いですし、大人でも楽しめます。
また、シンプルな形状の木材を使う事により、積み木自体も様々なものに見立てる事ができます。我が家ではよくおままごとのお餅になったりパンになったり…変幻自在で至る所に積み木が出没しますwもしも積み木が赤色だと消防車に見えてしまうかもしれませんし、白木であることが子どもの自由な遊びに貢献している様に思います。
よくブロックと比較される積み木ですが、積み木の方が遊びの自由度が高いと感じます。ブロックはつながり方が製作者によって定められているため、自由な発想で並べたりはできないんですよね。
我が子達はLEGOも大好きですが、積み木でもよく遊びます。積み木は崩れるから疲れる…とぼやいていますが、積み木は崩れるスリルを味わったり、倒れない様に微調整しながら大きなものを作ったりなどして、ブロックとはまた違った楽しみ方をしています。ブロックはブロックで軽くて持ち運びに優れていますし、カラフルで壊れにくくて立体的な作品が作れますよね。


赤ちゃんから小学生まで長く遊べる
様々な種類がある積み木ですが、良質な木のものは永く楽しめます。お手入れもそれほど必要なく、我が家ではもし濡れたら軽く拭いて乾かす程度です。木のおもちゃ全般がそんな感じで、水気があってカビが生える事だけはない様にしています。
赤ちゃんはなめたりかじったりして、積んだものも崩してしまいますが、それも探索行動のうちなんだそうです。積める様になってから積み木を与えるのではなく、大人が積む遊びを見せてゆくうちに、段々と積む事を覚え、より高度の遊びへと発展していく様ですよ。
ちなみに赤ちゃんにおすすめの積み木はベビーキューブとリグノです。ベビーキューブは音が驚くほど綺麗ですし、色も素敵です。中がくり抜かれているため軽いですし、安全基準もクリアしています。ちなみに基尺は4cmです。
リグノは出したり入れたりがとにかく楽しく美しいおもちゃです。驚くほど高くなってしまったので、なかなか手は出せないですよね…基尺5cmで揃えていく予定なら、検討してみても良いかもしれません。
積み木遊びの参考図書
また、子どもたちが大好きだったのが『つみきでとんとん』という絵本です。この絵本を何度も読みながら、これを作ってみたいあれを作ってみたい…と試行錯誤している姿がありました。
積み木遊びの参考にはならないかもしれませんが、積み木といえば『つみきのいえ』という絵本も子どもと一緒によく読みました。短編アニメーションで数々の賞を受けた作品の絵本版です。
楽天では中古品しかありませんでしたが、『つみ木あそびの本』は積み木遊びの参考になります。写真は白黒です。
積み木遊びに限られませんが、下記の本も積み木選びの参考になります。
積み木選びに重視した事
レンガ型の白木の積み木がたくさんある事
私が重視したのはまず、レンガ型の直方体の積み木がたくさんある事でした。この時点でたいだいの市販の積み木が候補から外れました。
色々な形の積み木が入っているものも面白いのでしょうが、直方体がたくさんあれば家を作ったり大物を作る事ができます。購入してからも一番使用している積み木はやはり直方体なので、この点は重視して良かったなと思っております。


ビー玉転がしやドミノなど他のおもちゃと組み合わせて使えるもの
積み木を買ったからには他のもの(ビー玉転がしやドミノなど)と組み合わせて遊んだりして永く遊べるものを…と考えていました。その為には基尺を合わせる必要がありますので、最後まで本当に迷いました。
特に童具館の長板↓を使った遊びが本当に素敵で、この板は他のメーカーでは入手できそうになかったため、心は童具館の基尺に傾いていきました。
童具館のおもちゃ(童具といいます)はどれも組み合わせて遊べるので、魅力的で色々知りたいと思い、友の会にも入会しましたし、和久先生のご本も数冊読みました。
角を丸く処理していないもの
子どもの安全を考えて角を丸く処理している積み木もありますが、私は角が丸くないものが良いと思いました。理由は角が丸いと合わせた時にピタッとくっつかず溝ができてしまい美しくなく、つながった感じがしないからです。また、角はあたると痛いという事を身をもって知り、それに対応してゆく事が角を排除する事より大事だと思ったからです。


白木で彩色がなく、不必要な装飾がないもの
我が家はひらがなが書いてあったり、キャラクターものは避ける事にしました。というのは、家庭保育園でひらがなの書かれた積み木を持っていたという事もありますし、単純に、文字が書かれた積み木が美しくないと感じたからです。キャラクターものも同様で、本来の遊びに集中できないと考えました。
最近はインスタでも美しい積み木遊びの写真等を拝見できるので、お好みの積み木を探してみても良いですね。私は積み木アート作家のmiharuさんのセンスがとても好きで、よく拝見していました。(miharuさんは色々な積み木をお持ちですが、確か基尺5㎝で揃えられていました)
なぜ基尺4.5cmにしたか
結果的に我が家が最終的に購入したのは小さな大工さんというところの基尺4.5cmのもので、立方体20個と直方体80個入りの箱に入ったものを最初に購入しました。その後同じ体積の三角入りのものをもうひと箱追加しております。(2024年の現在調べたところ同じセットはない様でした)
理由はやはり童具館の存在で、長板やケルンモザイクと組み合わせて使いたいという事でした。
ただ、童具館の積み木は金額的に高額でたくさん揃えるには現実的ではなく、また収納の箱が大きいため、どうしてもリビングにぴったりと置くスペースが作れなさそうである点が気になり、迷っていました。
そんな中色々と調べるうちに、楽天市場の小さな大工さんに出会いました。小さな大工さんでは国産の良質な積み木を良心的な価格で販売していますし、単品でも購入可能、そしてビー玉転がしやドミノなどのラインナップも豊富でサンプルも取り寄せできたので、最終的に納得して購入する事ができました。
もし40~50mmの基尺で迷われている方がいたらサンプルをお試ししてみても良いと思います。
実は積み木購入前にネフスピールを持っていましたので、基尺は5cmで揃えたいと思っていました。
キュボロもずっと欲しいものリストに入っていたのですが、藤井聡太棋士が遊び親しんだとの報道の影響で入手困難となってしまい、手に入れる事は叶いませんでした。そして最近は入荷が安定していますが、高額ですよね。。キュボロも基尺5cmです。
最終的には童具館のワールドピースがある事で基尺5cmともあわせて遊べる事(窓枠としてもとても素敵!)が決めてとなり、基尺4.5cmに決めました。
実際に基尺4.5cmの積み木を使ってみて
実際に基尺4.5cmの積み木を使ってみての感想ですが、小さい子には大きくて積みやすいと感じますし、大きな作品も作りやすいです。
4cmや3.3㎝の基尺の積み木と比べると、当たり前ですが重くて大きく、金額的にも高いです。(5㎝よりは軽くて小さくて安いですが…)
5cmとはやはり組み合わせづらいです。童具館の童具と組み合わせて使うには最高ですが、その他の基尺とは相性が良くない事はやはり実感しています。ワールドピースを使うとしてもすぐに数が足りなくなりますし、わざわざ高さを揃えるのはかなり面倒なので、5cm基尺のものと組み合わせて遊びたい場合には基尺4cmか3.3㎝が個人的にはおすすめです。
ドミノはドミノで↓を持っていますが、段差として積み木を使う事はできています。
また、意外と盲点なのが床も重要だという事です。ラグなどの絨毯では思う存分積み木を楽しめません。かといって床で直接遊ぶと、傷だらけに…。童具館は積み木用のマットも取り扱っていて、さすがと思いました。(質は良いのでしょうけれど、お高い…)
↑のものではなくても、大き目のジョイントマットやタイルカーペットの様な毛足の短い敷物があると良いと思います。
組み合わせて遊ぶ事が多いもの
積み木単体でも積んだり並べたりとたくさん楽しめますが、我が家では以下のものと組み合わせて遊ぶ事が多いです。
汽車セットは定番の組み合わせですね。我が家も悩んでミッキー社のものを購入しましたが、お値段が高い…。孫の代まで使ってもらおうと思っています。
童具館のカラーボールは玉転がしに使う事が多いです。
木製ビーズも童具館のものですが、良質と感じます。積み木に乗せてもおしゃれですし、おままごとにも紐通しにも使える優れものです。赤ちゃんがいるご家庭ではビーズが小さいため難しいかもしれませんが…。
動物や車などの小物があると、遊びももっと楽しくなります。無着色の積み木の差し色になってとても可愛いです。木のおもちゃなら、多少散らかっていても気になりませんw
日本製のこんな素敵な動物積み木もありました。
我が家にはありませんが、ずっと欲しかったのはツリーブロックスです。組み合わせればごっこ遊びの幅がかなり広がると思います。でも基尺が2cmなんですよね。ドールハウス遊びにも使えそうですし、インスタ映えもしそうですね♪
以上が我が家の積み木選びのレポートです。
積み木の魅力が伝わり、積み木選びの参考になればうれしいです。



子どもたちにもっと積み木遊びを!
それではまた!
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