こんにちは。penです。
折り紙は日本の伝統的な遊びですよね。我が家の三姉妹は紙が大好きで、毎日紙で遊んでいます。中でも折り紙は特に大好きで、小さな頃から永く楽しんでいます。長女も次女も幼稚園では折り紙名人と呼ばれるほど。その作品は子供センター主催のイベントの景品になったりもしています。
今回はそんな世界に誇れる日本の遊びの一つ、折り紙について語りたいと思います。
私自身子どもには好きな事を目一杯楽しんで欲しいと思っており、折り紙好きな三姉妹のために環境を整えて参りましたので、そんなお話を書けたらと思います。

『ORIGAMI』は世界共通の言葉なんだそうです。
ご参考になれば幸いです。
折り紙の魅力
先ずは折り紙の魅力を書きたいと思います。大人目線の魅力が多いですが、大きく分けて8個ありました。
変幻自在でたくさんの色があり、様々なものを作る事ができる
子どもにとっての折り紙の魅力はまさにこれに尽きるのではないでしょうか。
真四角の紙を折れば、三角になったり、四角になったり…折る度に形を変えながら、動物や花など色々なものができる折り紙。
適当に折って何かに見立てたり、切ったり貼ったり丸めたりしても楽しく、まさに変幻自在で多種多様な作品を作る事ができます。
安価で身近なところで入手できる
折り紙は比較的安価でスーパーやコンビニなどでも簡単に手に入りますね。入手のしやすさは意外と大事で、我が家も継続して楽しめているのは、折り紙が安価ですぐに手に入るからだと思います。



お子さんがいるご家庭へのちょっとした贈り物にも良いですよね。
持ち運びに優れ、静かに遊ぶことができる
折り紙は紙なので1枚は軽くて薄く、持ち運びも容易です。机は必要ですが、外出先での静かに遊びたいシーンなどにもぴったりですね。
我が家は持ち運び用のケースにハサミも入れて、よく持ち歩いています。
空間認知力が育つ
折り紙で空間認知能力が育つ事は有名ですね。
空間認知能力とは、視覚を通じて物の位置、大きさ、形状や距離感等を捉える能力の事をいいます。
折り紙を折って作品を作ることは、1枚の紙(平面)から作品(立体)を作り出すということ。これを繰り返し行う事で、平面と立体の紐づけができるようになってくると考えられています。
空間認知力が育つと、地図を見ながら自分の位置を把握するといった事ができるようになるそうですよ。算数の図形の問題を解く時にも必要になりますね。
手順通りに実行する力が備わる
難しい作品を作るとなると、手順通りに折っていかないと行き詰まります。その為、ルールに沿って動くための能力(実行機能といいます)が強化されると言われています。
やり抜く力が育ち、達成感が得られる
折り紙でゾーンに入れたら、集中力もつきますね。後述しますが、我が子たちも十二面体をクラスの人数だけ作った時には、かなり集中してやりぬきました。
難しい問題でも最後までやりぬく力、頑張った事で「やればできる!」と達成感を得られる事…今必要とされている力だと思います。
手先が器用になる
折り紙を折る時は角と角を合わせる、きれいに半分になるように折る等、手先の操作や力加減等が必要になっています。それらの工程を繰り返すことは、手先のトレーニングに繋がりますね。
緻密な作業を繰り返す折り紙は、手指を使った動きの細かい調整や手先の機能的な動き(巧緻運動といいます)の訓練に適した遊びと言えます。
審美眼を磨いてくれる
個人的な感想ですが、折り紙は審美眼を磨いてくれるとも感じます。何が美しいのか、どういう色の組み合わせを綺麗と感じるのか…そう言った事も無意識に考えているんだと思います。
何歳から楽しめる?
日本の伝統的な遊びであり上述した様に教育にもよさそうな折り紙ですが、何歳から遊べるの?と思う方も多いのではないでしょうか。
我が家の場合は長女が2歳から本格的にデビューして、次女と三女は生まれた時から折り紙を見て育っています。
折り紙をしっかり折って遊べるのは、だいたい5歳くらいからと言われていますが、紙遊びとして導入すれば1~2歳の小さな子どもでも十分に楽しむ事ができますし、徐々にステップアップしていく姿も見れます。
紙遊びについては別記事に書かせていただきました。


折り紙に限った話ではありませんが、ゲームやYouTubeなどの強い刺激に慣れていない事も大事だと思います。
折り紙の本
次に参考になる書籍をご紹介します。と言っても今は新品で買えないものばかりで申し訳ございません。。
動画などで調べるのも良いですが、紙でじっくり見ながらあれこれ考えるのが我が家には向いているので、本を参照する事が多いです。
決定版 簡単おりがみ百科
我が家の愛読書は主婦の友社の『決定版 簡単おりがみ百科』です。今はもう新品で入手できない様ですが、もう6年ほど使用しており、ボロボロです。


大人が誰でも知っているいわゆる”折り紙”の折り方は、だいたい網羅していると思われます。手裏剣、コップ、めんこ、ぱくぱく、リボン、箱など…
全部で83種類の作品の折り方の説明がありますが、少しずつ折れる様になって、今では長女はこの本の作品は全部折れます。”くるま”は折る工程が多く最後まで残っていましたが、小学生になってから折れる様になりました。
次女は6歳ですが、ちょうちょやくるま、エンゼルフィッシュなど、まだいくつか一人で作れない作品があるそうです。
伝承おりがみ
今買うなら『伝承おりがみ』の本を買うかなと思います。レトロな感じがなんとも、いい…!
本屋さんへ行って、お気に入りを見つけてみても良いですね。
遊ぶ!飾る!かわいい!折り紙ドールハウス
折り紙ドールハウスの本も我が家ではヒットしました。今はもう中古しかありませんが…


折り紙建築
折り紙建築シリーズは大人向けですが、とても素敵です。大人が楽しんでいれば、自然と子どもも興味を示すかもしれませんね。
本ではありませんが、折り紙の折り方をネットで見られる『おりがみくらぶ』もありますね。リンクが文字化けしてしまったので、気になる方は検索してみてください。
色々な折り紙と入手方法
折り紙にも色々なメーカー、種類がありますね。我が家の入手方法をご紹介します。
コストコで買う
折り紙は何枚買ったか最早数え切れませんが、今はコストコで買って必ずストックしています。残り300枚を切ると不安になるのでストックを買います。


ネットで調達する
昔は1000枚折り紙を購入していました。1枚あたりの金額を計算して、とにかく量を確保できる様にしています。
百円ショップで変わり種を用意する
百円ショップでは様々な柄の折り紙が少しずつ売っていますね。たまにちょっと変わった柄や可愛いイラスト付きのものなどを用意すると、子どもたちは大喜びで奪い合いになります…。
名作絵本折り紙
名作絵本折り紙というものもあります。割高ですが、絵本好きの子のは喜びそうですね。
折り紙工場で自作
おりがみ工場という素晴らしい商品があり、簡単に折り紙を自作する事ができます。新聞、チラシなどなんでも折り紙にする事ができますし、小さいサイズの折り紙も作れますので、我が家では重宝しています。
通常の15×15cmの折り紙で作る事が難しい作品は、35×35cmの折り紙で作ると意外と簡単にできたりします。なかなかお店では見かけませんが、今は通販で簡単に入手できるのでありがたいですね。
その他、出先で珍しい折り紙を探すのも密かな私の楽しみです。ときには専門店や文房具店で特殊な紙を購入してみるのも良いですね。
いつも同じメーカーのものを買っていると特定の色ばかりが余ったりしますし、たまに違うメーカーのものを買うとまた喜んで色々な作品を作ってくれます。
その他にも光る折り紙、千代紙、両面折り紙、ホログラムなどもあって楽しいですし、同じ作品でも折り紙のサイズを変えるだけで難易度も変わり、楽しいですね。新聞紙で折り紙をしても大きな作品が作れて楽しいです。
新聞については別記事に書かせていただきました。


折り紙収納
別記事でも書きましたが、手に取って欲しいものは、収納を工夫する必要があります。いつも過ごす目につく場所に、サッと取れる様に置いておくのがポイントです。
理想は色ごとに分けた収納↓ですが…
我が家は整理ができなそうなので、無印良品のアクリル小物ラックを愛用しています。
高度な折り紙遊びアイデア
折り紙名人おすすめの高度な折り紙を5つご紹介致します。
ユニット折り紙(四面体~十二面体)
同じパーツを4個つなげれば四面体、12個つなげれば十二面体…我が家は一時十二面体作りが大ブームとなりました。寝ても覚めてもパーツを作りまくり、ついにはクラスの子どもの人数分用意するほどでした。(その時作ったパーツは276個…)
姉妹で折る人、組み立てる人と分担したり、色毎にパーツを分けて輪ゴムでまとめたり、様々工夫が見られ面白かったです。


マジックスパイラルキューブ
今手元になく写真がないのですが、マジックスパイラルキューブもとてもハマりました。
ひねることで折り紙が立方体になっていく…大人でも思わず見入ってしまう、不思議で面白い作品です。
折り紙くす玉
長女が小学校で覚えてきたのが折り紙くす玉です。素敵なくす玉ができたらぜひおうちに飾りたいですね。祖父母に手渡しても大変喜ばれると思います。
まさか針と糸も使うなんて…w
変わり手裏剣
手裏剣になったりドーナツの様になったり…壊れやすいのが難点ですが、長女のクラスでは小学生男子もハマって量産しているそうです。


万華鏡
くるくる回す事のできる高度な折り紙…万華鏡という作品の様です。
万華鏡が作れたら、もう折り紙名人!(私は作れません…)紙でこんな作品まで作れるのか!と感動してしまいます。
折った折り紙の行き先
大量の折り紙の行方は私も頭を悩ませるところです。一生懸命折った作品はなかなか捨てづらいですよね。愛着も湧きますし…我が家はだいたい以下の様にしています。
平たい作品はファイリング
平たい作品であれば紙に貼るなどして、折り紙ファイルを作ったら嵩張らずに収納できますね。
一緒に日付や感想などを書き込めば立派な思い出になります。見返す時もパラパラとめくれて楽しいですよ。
壁に飾るor貼る
我が家は子どもの作品を2個まで壁に飾れるスペースがあります。お客さんに見せたりする事もできるので、自信作は壁に飾って眺められる様にしています。
小さい作品は冷蔵庫やホワイトボードにもたまに貼られています。
立体的な作品は作品スペースに飾る
壁に貼れない様な立体物は棚の上や玄関、キッチンカウンターの上などに適宜飾ります。釣り糸などでモビールの様に天井から吊っても素敵ですね。
誰かに手渡す
お友達や祖父母、知り合いなどにプレゼントする事も多いです。
学校や幼稚園、保育園によってはお手紙交換等の物のやりとり禁止のところもあるようですが、自分が作った作品を見て欲しい、プレゼントしたい、喜んでもらいたい…という気持ちはごく自然なものではないでしょうか。
集団のルールは守りつつ…になりますが、もらった人が喜んでくれたら嬉しいですね。
写真に残して古紙へ…
その他の行き場のない折り紙は写真を撮るなどして古紙で回収してもらいます。いつまでも残していると、家が紙の山になるので…。
以上が我が家の折り紙事情です。
折り紙一枚で遊びは無限に広がりますね。



折り紙が好き!楽しい!得意!という気持ちを大切にしたいと思っています。
それではまた!
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