こんにちは。penです。
水遊びが好きな子どもは多いのではないでしょうか。

我が家の三姉妹も水遊びが大好きです。
今回は楽しい水遊びのヒントになるような記事を書きたいと思います。夏だけではなく一年を通して楽しむ事ができるグッズ等もご紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。
水遊びが子どもの発育に与えるメリット
先ずは水遊びのメリットをまとめてみました。大人にとっては少し億劫な水遊びでも、子どもの発達に様々な効果が期待できます。
五感が刺激される
水遊びではひんやりとした冷たい刺激を全身に感じる事ができますね。子ども達は「冷たい」という感覚を感じた後に段々と冷たさに慣れたり、水が肌に触れる感覚を学んでいきます。
目や耳、肌など、五感を通して水という自然物と接していくなかで、様々な物事に対する認識を深めていきます。
夏の暑い時期は特に、水に触れるだけで心地良いですね。水が光に反射してキラキラと輝く様子を見るだけでも、小さな子ども達にとっては、「不思議さ」や「美しさ」と出会う経験となるそうですよ。
全身の感覚器の発達
水は手のひらや腕、足、お腹、顔や耳など、とにかく体全体で触れる事ができるため、様々な感覚器に同時に刺激を与える事ができるんだそうです。
そのように身体の様々な部分に同時に刺激が入ることで、感覚器をバランス良く発達させていくことができます。
感覚器の発達は子ども一人ひとり個人差があるそうで、そのアンバランスさを整える効果も水遊びにはあるんだとか。夏場は保育園や幼稚園等がこぞって水遊びを取り入れているのも、そんなねらいがあるからだそうです。
バランス感覚が養われる
プールや海などで遊ぶときは、水の中で浮力が働き普段とは違う筋肉を使います。バランス感覚が必要ですよね。水の中にいるだけで流されてしまったり、時には怖い思いをする事もあるかもしれません。深さがあって足が届かなくなってしまったりする事もありますよね。
そんな経験によって、水の中ではどう動いたら良いかを学んでいき、状況に応じて身体を使っていく事を覚えていきます。
身体能力の発達
大人も子どもも、水遊びを思いっきりした後は、身体がどっと疲れますよね。。
水の中で動き回るだけで、普段の生活よりもたくさんのエネルギーを消費するんだそうです。
浮力の働いている中で身体を動かす事になるので、筋肉や体力の向上にも繋がります。
さらに、心臓などの臓器も筋肉でできていますので、心肺機能の向上も期待する事ができるんですって。
水中ウォーキングは運動不足の解消になり、ご高齢の方にもおすすめなんだとか。ダイエットにもなりますね。子どもと一緒にプール等に入ったら、大人にもメリットがありますね♪
水に親しむ事で、水の面白さを体感できる
水は自由自在に形を変えることができるため、子どもたちは様々な経験をすることができます。
『これくらいの量の水をこのコップに入れると何人分になる』など基本的な量の概念も、水遊びを通して学ぶ事ができます。
水風船で遊べば、水はビニールの中にたまって外に漏れ出てこない事を学びますね。そして、水風船が人や地面に当たって破けると、中から水が出てきてしまう事も分かります。水を中に入れすぎてしまって、破けてしまうこともありますね。
冷たい、ぬるい、温かいなど、温度の変化も水を通して学べます。
冷凍庫で凍らせれば固い氷になる事など、遊びを通して水の不思議な性質を学ぶ事ができますね。
このような原体験が、将来的に学校で学習した時に知識として結びついていきます。
結果的に、子どもが理科や物理・化学といった分野に興味を持ったりするかもしれませんね。
水について分かりやすく、そして面白く伝えてくれる本が『みずとはなんじゃ?』というかこさとしさんの絵本です。子どもたちも大好きですし、とてもおすすめです。
人と楽しく遊ぶ経験ができる
一人で遊びに没頭するのも楽しいですが、誰かと一緒に楽しく遊べるのも水遊びの良いところですね。水があれば親子でも子ども同士でも、楽しく遊べるのではないでしょうか。
水遊びの注意点
水遊びにはさまざまな効果やメリットがありますが、けがや事故につながる可能性もあり注意が必要です。大人がしっかりと見守りながら、安全についても学んでいく事が大事ですね。
「ここは波があって危なそうだ…」など子ども自身で考える事ができる様になれば、危機管理能力が育まれていきます。水遊びの際の注意点を書きましたので、参考にしていただけたら幸いです。
大人の目が届く範囲で遊ばせる
子どもに水遊びをさせる場合は、必ず大人の目が届く範囲で遊ばせましょう。子どもは、水の怖さをまだよく理解していません。遊びに夢中になるうちに、思わぬけがをしたり溺れたりするケースもあります。浅い場所でも溺れる可能性はあるため、親が適度に見守ることが大切です。
子どもが水に慣れてきた時も油断は禁物です。水に慣れてくると大胆な行動をとったり、深い場所で遊ぼうとしたりするため、大人が目を離さない様にしたいものです。お風呂場での事故も多いので、要注意ですね。
水遊びを強要しない
子どもに水遊びを強要しない事も大切です。上述した様に様々なメリットがあるため、親は子どもに水遊びをさせたいと考えがちですが、嫌がる子どもを無理やり水に入れたり、水をかけたりすると、水が嫌いになってしまう可能性もあります。水を怖がり、近づかなくなるケースもあるため十分に注意したいですね。
水遊びをさせるなら、子どものペースに合わせてあげる事が重要です。特に水を怖がる子どもの場合は、水を見たり触れてもらう事からはじめて、顔を洗う、手足をプールに入れる、水をかけあって遊ぶ、といったスモールステップで少しずつ、水に慣れていく様にしたいものです。
水って面白い、気持ちが良い!という経験ができたら良いですね。
適度に水分補給をする
水分補給は、水遊び中に忘れがちなポイントではないでしょうか。とくに真夏のプールや海で遊ぶ場合は、こまめに水分補給をしないと危険です。適度に塩分も摂取できるよう、スポーツドリンクや塩分タブレットなども準備しておくと安心ですね。
見守っている親も倒れてしまわないよう、一緒に水分補給をしましょう。
紫外線対策をしっかりと行う
水遊びをする時に限りませんが、紫外線にも注意しなければなりません。子どもの肌はデリケートなため、長時間外で水遊びをしていると日焼けもしますし、火傷のようになってしまうケースもあります。帽子を被らせたり日焼け止めを塗ったりして、子どもの肌を守ってあげましょう。
日焼け止めは、子ども用のものもあります。我が家は下記ポンプタイプが使いやすくて気に入っています。こまめに塗りなおさないとですしね…。
水遊びをする場所に注意する
周囲の人に迷惑がかからないよう、水遊びの場所に配慮する事も重要です。当然ですが遊泳禁止の場所で泳いだり、立入禁止区域で遊んだりする事はやめましょう。
家の近くで遊ぶ場合も、プールや水鉄砲の水が通行人や隣の家にかかったりしない様に気を配ったり、大量の水を一気に排水したりする事は避けなければなりませんね。
水遊びできる場所
子どもと水遊びできる場所ですが、だいたい以下の場所ではないでしょうか。
お風呂
一番身近な場所はお風呂場ですね。なかなかお風呂に入りたがらない時も、楽しいおもちゃがあればお風呂に入ってくれるかもしれません。
ただ、皮膚科の先生にお聞きしたのですが、お風呂場で入浴中に遊ぶ事はお肌が乾燥してしまい、よくないそうです。お風呂場におもちゃを置いておく事は衛生的に保つ事も難しく、おすすめではないそうです。
じゃぶじゃぶ池などがある公園
夏場は水遊びのできるじゃぶじゃぶ池や噴水がある公園もおすすめです。期間限定の事もあるので、事前に調べておくとよいですね◎通年で遊べる場所もありますし、無料の事も多いです。
夏場は木陰があるところが安心ですね。テントを張れる場所でしたら、着替えもバッチリです。お気に入りの公園が近くにあれば最高ですね。
プール
プールは水遊びの定番ですね。最近は空気を入れないタイプが流行っている様です。こんなプールが庭にあれば、毎日楽しめますね。水道代は心配ですが…
除菌剤もあると安心ですね。
海
海は水遊びに慣れたてからがおすすめです。うちの三姉妹は最初は波を怖がって磯で遊ぶ姿がありましたが、今ではすっかり海の虜になっています。
↓我が家の大好きな伊豆の話は別記事に書かせていただきました。


楽しさ倍増水遊びグッズ
特別なものがなくても楽しいのが水遊びですが、あると色々と楽しめるグッズを下記にご紹介します。
コップがさね/ビルディング・カップ
我が家で8年現役のおもちゃがコップがさねです。水遊びの時はもちろん、積み重ねたり、丸をなぞったり、おままごとのお皿になったりと万能選手です。
底に穴がないものをお探しでしたらビルディングカップがありますが、セット売りの様です…
レインクラウド
お風呂での遊びにもおすすめなのがレインクラウドです。雲の形になっているのがなんとも素敵で、雨を降らせる事ができますね。上の穴を抑えると水が流れないという不思議…!
ペッボトル
おもちゃがなくても、我が子たちはペットボトルで何時間も遊んでいます。水を汲んだり、ジュースにしたり、浮かべたり、シャワーにしたり…大小様々なペットボトルがあると更に楽しい様で、移し替えたり流したり…と無限に遊んでくれます。
たらい
プールを設営する気力はなくても、たらいがあれば十分に水遊びを楽しめます。水風船で遊ぶのも良いですし、水鉄砲の補充にも良いですね。
浮き輪
3歳くらいまでは足入れのついている浮き輪があるとぷかぷか浮かぶ事ができます。三女は足つき浮き輪のおかげで上の子達と一緒にプールに入れていて、楽しそうです。取っ手や紐がついていれば更に安心ですね。
ビート板
昔ながらのビート板もあると楽しいですよ。お腹に入れたりバタ足したり、上に乗っかってみたり…プールで貸し出しをしていたりしますので、ぜひ使ってみてください。
ゴーグル
プールに入る場合などはゴーグルがあると良いですね。長女も幼稚園でお友達が使っているのを見て、欲しいと言い出しました。使うか分からなかったので、とりあえず100円ショップのものを購入しましたが、結果的にプールの度に使っていますwないよりはある方が良いとの事です。
ウォーターシューズ
川で水遊びをする場合はウォーターシューズがあった方が安心です。石などで足の裏を切ってしまう事もありますので…我が家も欲しいのですが、川遊びの頻度を考えると購入を躊躇います。
アクアプレイ
自宅の水遊びで断然おすすめなのがアクアプレイです。いつもGW前には売り切れになっています。
プールは長時間遊ぶ事は難しいですが、アクアプレイならば長い時間遊べます。そしてまだ泳げない小さな子でも一緒に安全に遊ぶ事ができます。暑い夏はもちろん、春や秋でも楽しめます。持ち運びサイズのアクアプレイをお風呂で使うご家庭もあるそうですよ。
水鉄砲
水鉄砲があればどこでも盛り上がりますね。草木に水をあげたり、子ども同士でうちあったり…背中にタンクを背負えるタイプもあります。我が家の場合すぐに壊れてしまいましたが…
ウォーターボム
私も2023年に知って即買ったのですが、繰り返し使える水風船(ウォーターボム)があります。当たっても痛くないですし、水が入るとぷにぷにして綺麗で、なんとも楽しい。盛り上がります。



以上が我が家の水遊び事情です。
水遊びを通して心も身体も元気に、そして豊かな感性を育てていけたら良いですね。
泥遊びバージョンは別記事に書いていますので、もしよければご覧ください。


それではまた!
コメント
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