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おのまとぺん
ホームディレクター
主に子育てに関する事を発信しています。

【小学生】ステッドラー水彩色鉛筆デビューの話

こんにちは。penです。

突然ですが、皆様は絵を描きますか?私は絵心のない人間ですが、身の回りにはたくさん絵を楽しんでいる方々がいます。

我が家も小1次女が絵を描く事が好きで、最近は「絵描きになりたい」という想いもある様です。そこで今回初めてステッドラーの水彩色鉛筆デビューしましたので、分かった事、感想などを記事にしてみたいと思います。

おのまとぺん

絵の世界、奥が深いです

目次

絵描きになりたい!思いの原点

次女は元々絵を描く事が好きで、将来は建築家になりたいという夢を持っていましたが、1冊の本との出会いで、画家になりたいという気持ちも芽生えた様でした。

その本はエドワードアーディゾーニの『あかいえのぐ』という絵本です。


アーディゾーニはイギリスを代表する画家で、『チムとゆうかんなせんちょうさん』をはじめとする絵本作家でもあります。元々アーディゾーニの絵本は次女が大好きで、たまたま図書館で見かけた『あかいえのぐ』に心打たれた様でした。画家の家族が貧乏ながらも家族で仲良く暮らし、”傑作”を完成させてゆく心温まるお話です。

アーディゾーニの本は他にもたくさんおすすめの本があります。『時計つくりのジョニー』は何度も何度も読みました。ジョニーの行動力は本当に素晴らしいですし、勇気を貰えます。次女のものづくりへの刺激にもなっている様です。


『チムとゆうかんなせんちょうさん』はアーディゾーニの代表作といも言われています。チムの航海にドキドキハラハラしますし、せんちょうの「なくんじゃない。いさましくしろよ。」というセリフがなんともカッコいいです。無事に助かってあたたかいココアを何杯ももらい、心も身体もあたたまる…そんなとても素敵なお話です。アーディゾーニの絵本は爽やかな読了感です。


コピー用紙の落書きから一歩進むために…

我が家は紙を惜しみなく与える方針であり、コピー用紙はいつも手が届くところに置いてあります。

しかしコピー用紙に絵を描いてもなんだかそれっぽくない…コンテストなどに応募するにはコピー用紙という訳にはいきませんし、そろそろ良い紙に描くという経験もあった方が良いかなと思い、次女があかいえのぐに興味を示したタイミングで、もう一歩進んで絵を楽しんでみたいと思いました。

なにで絵を描くか…?

絵を描くといっても様々な手法がありますが、今回は水彩色鉛筆が良いのではないかと直感的に思いました。子ども達は絵具は持っているのですが、混色や水加減などが難しく少し苦手意識がある様で敬遠しがちだったのです。

一方で色鉛筆は日頃から慣れ親しんでいるという事もありますし、次女は水を扱う事がとても好きなため、喜ぶのではないかと考えました。水彩色鉛筆ならば少量の水で気軽に楽しめますし、水を使わず普通の色鉛筆としても使用できます。

アナログならば鉛筆、絵具、ペンなど様々な手法がありますね。コピックとも迷ったのですが、コピックはもう少し大きくなってからでも楽しめるかなと思いました。


私はどちらかというとデジタルの方が得意なのですが、美大でもまだまだデジタルよりもアナログの力を重視しています。(学科や先生にもよりますが…)我が家はデジタルの時間制限もしているため、じっくりと楽しむためにも、また、手先を使い目を労わるためにも、アナログが良いと考えました。

用意したもの

用意したものは以下の通りです。

水彩色鉛筆

水彩色鉛筆と言ってもカランダッシュやファーバーカステル、ステッドラーなど様々なメーカーのものがあり、各社個性がある様です。可能であれば試し書きしてお好みのものを見つけられると良いですね。

私も迷いましたが、美大生の知り合いが小学一年生の時にステッドラーをサンタさんからもらって、今も買い足し続けて愛用しているという話を聞いて、ステッドラーに心を決めました。ステッドラーは芯が硬めとの事で、子どもでも折れにくいかもとも思いました。

お値段はお高いですが、本物の道具を使って感性を磨いて欲しいですし、つまらない道具を使ってせっかくの興味を失う事は避けたいという想いがあります。ドイツ製への信頼感もあります。


60色あるのですが、あえて12色をセレクトしました。本当は24色が良かったのですが、店頭になくて…。少ない色数で工夫してみるのも良いかなと思いました。

予算が許せばカランダッシュの40色あたりも良いですね。後述する参考図書の本でもおすすめされていました。ソフトタイプで滑らかな描き味との事ですし、模写などをする場合は近い色を探す楽しみもありますね。


芯を削る時は自動削り器だと減りが早いので、色鉛筆用の削り器があると良いです。


ウォーターブラシ

水彩色鉛筆は普通の筆で楽しめますが、ウォーターブラシというものもあります。ブラシがスポイトの様になっていて中に水を入れる事が出来、少しずつ水を出して塗る事ができます。ウォーターブラシならば持ち歩く事も可能ですし、水をこぼしても被害が少なく、水遊びに発展しにくく描く事に集中できるかなと思いました。

筆先は悩んだ末中筆にしました。先ずはお試しという事と、単純に次女が水色が好きだから…という理由です。世界堂にも売っています。


平筆もその後すぐに追加購入しましたので、セットのものを買った方が良かったかもしれません。


水彩紙

水彩色鉛筆は水を使うため、水彩紙に描く必要があります。普通の紙ですと紙が波打ったり破れたりする事に後から気づき、買い足しました。最初リング状のスケッチブックを買いましたが、パッド式の方が切り離せて三姉妹で使えそうで良いなと思いました。紙は紙でもサイズを含め色々な紙がある事を知りました。


今回は中目が一般的という事もありデビューには中目を選びました。水彩用紙には表面の凹凸によって「粗目」「中目」「細目」の3種類があるそうです。アソートのもので描き比べても面白いかなと思いましたが、まだ違いが分かって使い分けられる段階にないと思い、未来のお楽しみにしたいと思います。


おのまとぺん

ちなみに誕生日でもクリスマスでもありません。鉄は熱いうちに打て…の方針で、子どもの想いが強いうちに、色々と試行錯誤してみたい私です。

実際に使ってみた

我が家は運動会が終わったタイミングで手渡ししました。それまでダンスやリレーなど運動会練習に忙しかった事もありますが、スポーツの秋の次は芸術の秋!という事でとても良いタイミングで渡せたと思います。

↓運動会の話はこちらです。

三姉妹は夜寝る前まで夢中で描いていました。結局途中で水遊びにも発展していましたが。コピー用紙に書いて乾かして紙がパリパリになった様子も楽しんでいました。

紙に色のついた水彩色鉛筆の水を飛ばし楽しんでいる姿を見て、子どもって本当にすごいなぁと感心しました。(後々調べてみるとスパッタリングという手法らしいです)様々な事に囚われず純粋に絵を描く事を自由に楽しむ事ができて、羨ましいばかりです。

水を扱うので、我が家は学習用パレットが活躍しています。


これからどの様な絵を描いていくのか、描いてゆかないのか…分かりませんが、良いスタートを切れたのではと思っています。

参考図書

私はとても絵を教える事などできませんので、参考になりそうな本を探しました。水彩色鉛筆なら私も一緒に楽しめるのではと思い、世界堂でもおすすめされていたご本を買ってみました。塗るコツや様々な塗り方、初めての場合は塗り絵からはじめると良い事…などとても勉強になります。スケッチの仕方も書いてあり、まさに初心者が知りたい事がまとめられていました。


水彩色鉛筆ではありませんが、水彩画の本も参考になりました。スケッチブックの選び方や紙の「目」の違いなど勉強になりましたし、何より野村重存さんの水彩画が本当に素敵で、見ているだけでも楽しいです。



以上が我が家のステッドラー水彩色鉛筆デビューについてのシェアです。またその後の様子などご報告できたらと思っております。

おのまとぺん

芸術の秋、満喫しましょう♪

それではまた!

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