こんにちは。penです。
カタツムリを飼育していると言うと驚かれる事が多いですが、現在我が家は2代目のカタツムリを飼育しております。
そこで実際にカタツムリを飼ってみて感じたその魅力や、カタツムリの飼育について書いてみようと思います。これからカタツムリを飼おうと思っている方や、今まさにカタツムリをお迎えしたばかりの方の参考になれば幸いです。

飼っていると、愛着が湧いてきます…!カタツムリ、可愛いですよ。
生き物は突然やってくる
子どもがいると、生き物を突然持ち帰ったりしませんでしょうか。我が家は三人共女の子ですが、カタツムリをはじめ金魚、おたまじゃくし(からのカエル)、カイコなどを飼った事があります。


金魚をビオトープで飼った話はこちらです…↓


我が家の一代目カタツムリは長女が突然お友達からもらってきました。カラが少し割れていて、大丈夫なの…?という感じでしたが、無事冬ごしを終えて子ども達の関心が薄くなった事もあり、自然に返しました。カタツムリは再生能力に長けているのだそうですよ。
しかし一代目カタツムリを逃がしたと思ったら、三女がおさんぽ中に二代目カタツムリを発見しました。結局我が家にお迎えする事になり、今に至ります。


カタツムリの魅力を語る
カタツムリを飼うとなった時、最初は「え~~~」という思いでした。ナメクジの様なぬるぬる感が否めず、個人的には全く気が進みませんでした。
ですが実際に飼育してみると意外と手もかかりませんし、愛着が湧いてきます。そこで以下にカタツムリの魅力について語ってみたいと思います。
静かであまり手がかからない
カタツムリはとても静かです。虫の様に音を立てませんし、魚を飼う時の様にエアーポンプの音がしたりもしませんので、音が気になる方にも受け入れやすいと思います。
それに加えてお世話も簡単です。冬眠する冬は落ち葉を敷き詰めて放置で大丈夫ですし、冬以外も湿り気さえ気を付ければあまり手もかかりません。糞はふき取り、餌を交換し、霧吹きをするくらいです。我が家の場合、お世話を毎日できなくても死に至る事はありませんでしたし、特別に必要なものも特にないため、比較的飼いやすいと思っています。
ただ、湿った環境を作るので、どうしても多少の臭いはします。
ゆっくり動く姿が意外に可愛い
私が幼い頃はよく外でカタツムリを見かけましたが、今はあまり見かけなくなりました。改めて動いている姿を見ると、意外と可愛くて、癒されます。カタツムリってストレスとかなさそうですよね。雌雄同体で男女の違い等もありませんし…カタツムリになりたいなとぼんやり思う時もあります。
そんなこんなで、なんだかんだ家族で一番観察しているのは母の私だったりしますw動いて欲しい時は霧吹きで湿らせてみると、大体動き出してくれます。
カタツムリは寄生虫がいる事もあるので、触ったらよく手を洗った方が良いです。
隠れ上手で意外と見つからない
カタツムリは隠れる事がとても上手です。あまり早く移動できない事を考えれば、生き残るためには当然なのかもしれませんね。ちなみにカタツムリの天敵は鳥です。飼っているカタツムリでさえケースの中でも隠れる事が上手なので、よく見失います。そんなカタツムリを探すのも楽しいですよ。
隠れ上手に加えて上述した様に最近では外であまり見かけなくなってしまったため、見つけた時の感動もひとしおです。我が家ももう一匹カタツムリを飼いたいのですが、なかなか見つけられず、苦戦しています。
私の住んでいる地域では雨の朝、畑の近くでカタツムリを見られる事が多いです。そんなわけでせっかくカタツムリを見つけたならば、飼ってみてはいかがでしょうか。
カタツムリ飼育に用意したもの
カタツムリの飼育には特別なものは必要なく、飼う事はとても簡単です。以下に我が家で使用しているものを書きます。
飼育ケース
カタツムリが生活するスペースである飼育ケースは必要です。逃げ出さない様に蓋のついているものであればなんでも大丈夫です。透明なプラスチックであれば、中が観察しやすいですね。
ケースの長さが30センチほどあれば、大きなカタツムリを2~4匹飼えるそうですよ。もう一つケースがあればケースの掃除の時に使えます。
土またはキッチンペーパー
飼育ケースの底に土をしいておくと、ケースの中の湿り気が保てます。カタツムリは土の中に卵を生むので、卵を生ませたい時は土が必要です。ちなみに外の土はカタツムリの卵や子どもを食べてしまう生き物がいる可能性もある為、市販の昆虫用の土や園芸用の土をしくと良いそうです。
我が家は土の掃除が面倒なため、湿らしたキッチンペーパーで代用しています。今後複数のカタツムリを同時に飼う事ができたら、土を入れる日が来るかもしれません。。土は糞をしたら取らないといけませんし、月に一回程度日光消毒しなければならないため、ズボラな私はできるか自信がありませんが…。
霧吹き
カタツムリは湿った環境を好みますので、霧吹きは必要です。乾燥してくるとからに閉じこもって身を守ってしまいますので、元気な姿を見たい時は朝晩に霧吹きをかけてあげています。
我が家の霧吹きボトルはこちらです↓
落ち葉
カタツムリは落ち葉も大好きです。我が家の一代目カタツムリは野菜をあげても落ち葉ばかり食べていました。(糞の色で何を食べたか分かります)落ち葉は湿度対策や隠れ家にも役立ちます。気づくと落ち葉の裏などに隠れているので、隠れられる場所が落ち着く様です。
ちなみにカタツムリといえばアジサイを連想しますが、アジサイの葉は毒があるため食べません。隠れたり雨風を凌ぐ為にアジサイの葉にいる事が多いそうです。
冬は落ち葉をたくさん入れて、寒さを防ぎましょう。
木の枝
木の枝があるとカタツムリが登ったり降りたりと遊べて楽しそうです。にゅう~と伸びている姿も可愛いですよ。
餌(落ち葉、野菜、果物など)
餌は落ち葉、野菜(ネギ以外)、果物などです。二代目カタツムリはニンジンが大好きで、ニンジンばかり食べています。ただ、ニンジンの皮は固いのか食べず、真ん中の部分を食べています。野菜と言っても切れ端で大丈夫ですので、料理のついでに取り分けておけば大丈夫です。
また、からを大きくするために卵の殻を食べるそうですので、よく乾燥させた卵の殻を入れておいてあげると良いそうです。
カタツムリの個体によって食の好みが違う様ですので、色々試してみると良いかもしれませんね。
カタツムリのおすすめ絵本
最後にカタツムリのおすすめ絵本をご紹介致します。かたつむりののんちゃんは年少さんくらいに人気な絵本です。カタツムリの生態がよく分かり、親しみを持てます。我が家の三姉妹もたくさん楽しんでいました。
カタツムリに興味を持ってきたら、写真絵本も良いですね。
でんでんむしのかなしみは家庭保育園の図書に含まれていたものです。カタツムリ絵本はその他様々なものがありますので、お子様が興味を示したら色々読んでみても良いですね。
飼育の参考にするなら、はじめての飼育カタツムリがおすすめです。意外とお値段がするので少しためらいましたが、子どもでもカタツムリの事がよく分かり、三女(4歳)もお気に入りの本になりました。カタツムリの赤ちゃんの写真があり、赤ちゃんをどうしてもみたい!という気持ちが芽生えた様です。
私からカタツムリの飼育についてのシェアは以上です。



カタツムリとの暮らしが、伝われば幸いです。
それではまた!
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