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おのまとぺん
ホームディレクター
主に子育てに関する事を発信しています。

子どもの泥遊びと親の心構え

こんにちは。penです。

子どもが泥遊びを始めたら…ひぇ~!もうやめてー!と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。

おのまとぺん

私もそうでした…


今回は泥遊びをたくさんさせてくれる幼稚園に3人の子どもを通わせている私の体験談から、親の心構えや我が家流洗濯方法などもお伝えできればと思います。

泥遊びをさせてあげたいけれど勇気の出ない方や、洗濯物等のその後の処理について心配な方の参考になれば幸いです。

目次

泥遊びはなぜいいのか

洗濯やお風呂などその後の事を考えると泥遊びは億劫になってしまいますよね。私はそんな時には下記の様な泥遊びのメリットを思い出し、まぁ、頑張るか…という気持ちにどうにかもっていきます。

泥遊びは五感を使った遊び

手足を使って泥の感触を味わい五感を使う事のできる泥遊びは、保育の現場でも積極的に取り入れられています。

土の匂い、水の感触、ペタペタの泥、サラサラの砂…泥遊びは触覚や触感を育み、それらに対応したオノマトペや形容詞などの言葉も学ぶことができますね。手をしっかりと使って遊ぶ事は、 やがては何かを操作したり作ったりする力につながると考えられています。

飽きずに遊び続けられる

可変性の高い泥は色々なものを作る事ができます。泥団子作りは代表的な遊びですね。泥団子作りには基本的な手指の使い方のほとんどが含まれているんだそうです。幼稚園では必ず泥団子名人がいて、作り方を研究したり伝授したりしている様子が見られます。子ども達の下駄箱に泥団子がそっと置かれている風景を見ると、ほっこりします。

川づくりなどは協力して遊ぶ事ができてダイナミックな面白い遊びです。長いスコップがあれば遊びはどんどん広がりますね。幼児は穴、水、棒、が好きである事は有名ですが、保育の世界ではこの3つを三種の神器と呼ぶそうです。砂遊びや泥遊びはこの三種の神器を使う事のできる格好の遊びでですね。

幼児期にこの様に夢中になって遊べることは、とても大切なことだと思います。飽きずに遊び続ける水遊びについては、別記事にて書かせていただきました。

心が開放的になり、感性が磨かれる

自然に囲まれた時間は、心を開放的にしてくれます。青い空、心地よい風、冷たい水など…泥遊びは感性を豊かにしてくれる様に感じます。大人も一緒に遊んでみると、癒されますよ。

箱庭療法では砂を扱いますが、非言語で自由に表現できる事が重要な様です。

現代は親の清潔志向が強まっている

生活が整って、比較的綺麗な環境で暮らしている日本の私たちにとっては、泥遊びは耐えられないものかもしれません。

幼稚園でも毎年親の清潔志向が強まっていると園長先生が仰っていました。

確かに泥を食べてしまうなどして、下痢や嘔吐をしたり、感染症が起きてしまったりする恐れはあります。 他にも、傷がある場合には破傷風にも注意が必要です。 (破傷風とは土にある破傷風菌が傷口から入り、けいれんや発熱を起こす病気です)

しかし幼少期における菌の暴露は、免疫系の発達に重要な影響を与えることが知られています。この時期に多様な微生物にさらされることは、免疫組織の成熟と機能の向上に寄与すると考えられているのだそうです。

つまり適度に菌にさらされる事により、結果的に丈夫な子どもとなる事が期待できるのではないでしょうか。

おすすめ洗濯グッズ

子どもがたくさん遊んで泥だらけになったら、大変なのが後始末ですよね。そこで、我が家で愛用している洗濯グッズをご紹介致します。

白さを追求するなら…ウタマロ石けん

蛍光漂白剤が入っているので、太陽光に充てるとかなり白くなります。お湯で予洗いして、泥染みの部分をウタマロ石けんでゴシゴシ洗うと、かなり汚れは目立たなくなります。汚れがひどい場合はそのままお湯で漬け置きすると更に効果的です。


蛍光剤が気になる方は…トッププレケア

トッププレケアもよく落ちます。我が家は上履きも毎週これで洗っています。先端がブラシになっていてとても使いやすいですし、液体ですが意外とたくさん使えます。蛍光漂白剤が無配合なので、ウタマロの蛍光剤が気になる方はこちらが良いかもしれませんね。


一度は使ってみて欲しい洗濯板

昔ながらの洗濯板もあると重宝します。これで洗うと、全然仕上がりが違うんです。桜の木は乾くのも早くて、もう6年ほど使用していますが、カビなども生えずに綺麗に仕えています。小さいサイズなら場所もあまりとりませんし、靴下の汚れなども驚くほどよく落ちます。先人の知恵ですね…!


絵本『せんたくかあちゃん』ではせんたくのだいだいだいすきなかあちゃんが、たらいと洗濯板でゴシゴシ洗いまくっています。我が家の三姉妹も大好きな絵本でした。


何かと重宝するバケツ

バケツはつけ置き洗いにも必須ですね。ひどい汚れの場合はウタマロで洗濯板を使って洗って、お湯でそのまま数時間漬けてその後洗濯機で普通に洗濯するのが我が家流です。


どろ汚れはとにかくスピード勝負の様に感じます。ただ、そのまま洗濯機に入れて乾燥させてしまうと、泥染みになってしまうので、予洗いする事で汚れ落ちも良くなりますよ。

ちなみに普段使っている洗濯洗剤はエマールで、状況に応じてワイドハイターを足しています。香りが苦手で、柔軟剤は使わない方針です。



年齢があがるにつれ、汚れものの洋服も減ってゆきます。我が子たちの汚れもののピークは年少の時でした。洗濯などが大変なのも、ほんの少しの期間だけなんですよね。後から振り返るとそんな経験も懐かしく思えます。

おすすめの服装

泥遊びにおすすめの服装は、大きめですぐ着替えができるものです。ピッタリした洋服は濡れてしまうととても脱ぎづらいので、理想は少し大きめの半袖半ズボンです。

泥遊びの際は汚れても良い服装にする事はもちろん、バザーやリサイクル品を積極的に活用しているママさんも多い様です。また、泥だらけの衣服を入れる用に、ビニール袋があれば安心ですね。

究極の泥遊び…代掻き

私の知る究極の泥遊びは、田んぼの代掻きという作業です。

田んぼの土をかき回す作業ですが、子どもたちが遊んでくれるのが一番!と田んぼの先生も仰っていました。

子どもたちは初めこそ恐々入って歩いたりしていますが、だんだん慣れてくるとダイナミックになって飛び込んだり、ワニになったり、そりで遊んだり泳いだりと、気持ちの良いくらいよく遊びます。

私は歯まで真っ黒になって遊ぶ娘の顔が今でも忘れられません。大人も覚悟を決めて遊ぶと、楽しいですよ。泥の感触やあたたかさに触れて、自然の力に癒されます。

小学生になっても我が子たちはこの経験をよく覚えていて、「あれは楽しいよね!」「またやりたい!」と言っているくらいです。アルバムにもばっちり写真が残っています。

お家で楽しむどろんこ絵本

どろんこの世界を絵本で楽しんでも良いですね。我が家もどろんこ絵本には大変お世話になりました。

〇どろだんご…泥団子づくりに目覚めるきっかけとなり得る絵本です。最後に泥団子を隠すのがなんともほほえましいです。


〇どろんこどろんこ!…何度読んだことか分かりません。この続きのおふろだおふろだ!も続けて読みたくなりますw


〇どろんこハリー…は言わずと知れた名作ですね。最後のハリーの幸せそうな寝顔が大好きです。”じぶんのうちってなんていいんでしょう。ほとにすてきなきもちです。”という言葉に100%共感します。


〇どろんこおそうじ…子ども達の大好きなばばばあちゃんシリーズも良いです。さとうわきこさんが今年の3月に亡くなられたと聞いて、ショックでした。さとうわきこさんは他にも子どもたちに人気の面白い絵本をたくさん描かれているので、おすすめです。


そして今はもう絶版になってしまいましたが、福音館書店のどろんこという写真絵本を私は忘れられません。当時は衝撃を受けましたが、同時にこんな遊びができたらとっても楽しそう…と憧れていました。

また、絵本ではありませんが、どろんこぺったんという歌も幼稚園で必ずと言っていいほど流行っていました。本や歌など様々なアプローチで、どろんこの世界を楽しむ事ができたら素敵ですね。

無理強いはせず、その子のペースで楽しんで

幼稚園では水や泥を嫌がる子は無理をせず、友達が遊んでいるところを見ている…という光景もよく見られます。自分もやってみたいと思えたら参加すれば良いですし、先ず子どもの気持ちを尊重し、強制はしない事が大事かなと思います。

あくまで自分の意志で楽しめたら良いですよね…!

以上が私の体験談です。

少しでも参考になれば幸いです。

おのまとぺん

泥遊びが思いきりできるのも、子どものうちだけ♪

それでは、また!

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