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おのまとぺん
ホームディレクター
主に子育てに関する事を発信しています。

【ズボラ流】金魚のビオトープ体験記

こんにちは。penです。

突然ですが、ビオトープという言葉をご存知でしょうか。我が家は急遽子どもがお迎えしてきたお祭りの金魚を、ビオトープで1年半ほど飼育しました。ズボラな私には合っている飼育方法だったため、この場でご紹介できたらと思います。

おのまとぺん

ある日金魚は突然やってきたのでした…

目次

突然やってきた金魚

お祭りあるあるかもしれませんが、幼稚園の夏祭りで突如、子どもが金魚を2匹持ち帰ってきた事が発端でした。

自宅には水槽はもちろん、カルキ抜きの水もありません。生き物ですし、とても焦った事を今でもよく覚えています。とりあえずバケツに水を汲み日光にあててカルキ抜きをしつつ、元々入っていた袋の水となんとか溜まっていた雨水を利用したりして1日やり過ごしました。

調べてみると移動してきた金魚はお疲れとの事なので、少しずつ環境に慣らして、数日は餌を与えない方が良いとの事でしたので、3日ほどは特に買い物も行かずありものの容器で様子を見ておりました。

ビオトープとは…?

空間の大きさに関わらず動植物が安定して生息することのできる空間の事をビオトープと呼ぶそうです。我が家の場合自宅に最適なスペースがない事もあり、屋外で飼育できないかを検討していました。色々と探すうちに、ビオトープの自然な営みに惹かれ、これなら私もやってみたい!と思えた為、買い物に踏み切りました。

金魚の場合は水槽と水と水草があれば最低限は大丈夫な様です。住環境となる水があり、水草がある事によって、水の中の環境(酸素等)も保たれるとの事です。また、水草の根っこは金魚の餌にもなるとの事で、人があれこれ手を加えなくても、自然の力で生き物は生きる事ができるんだなぁと改めて実感致しました。

砂利は必須ではありませんが、砂利がある事で金魚はストレス発散になるらしいです。時々口に入れては出しているあの行為が、意外と大事なんだそう。しかし砂利があると掃除は大変です。砂利自体が汚れますし、隙間に糞や食べ残しなどが入っていってしまうため、気になる方はこまめに掃除が必要です。私は放置気味でした…次もし金魚を飼う事になったら、恐らく入れないと思います。

また、タニシを一緒に住まわせると、水槽のコケを食べて綺麗にしてくれます。

揃えたもの

睡蓮鉢

睡蓮鉢は下記の様なものを用意しました。意外とお値段がしますが、ずっと使えますし結構風流です。素敵な日本庭園にあるイメージですよね。メダカを飼うのにも良いですね。


砂利

砂利も一応揃えました。屋外という過酷な環境でもあるため、少しでもストレスを緩和させたいと思いました。入れてみるととても綺麗で満足しました。掃除しないと色がよく分からなくなりますが…w


バケツ

掃除や水替えなどでバケツは必須です。我が家は屋外用のバケツを引っ張り出してきました。花火などの処理にも使えますし、外用のバケツは何かと重宝します。


水草

水草はホテイ草を用意しました。色々と種類があるのですが、とにかく強そう…という事でホテイ草にしました。越冬は枯れてしまってできませんでしたが、成長期はどんどん株が増えて、睡蓮鉢を覆いつくす程でした。根っこを金魚がよく食べていましたが、それよりも成長の方が早かったです。


タニシ

水槽のお掃除は大変…できるだけ手をかけずに育てたい…と思い、タニシもホームセンターで1匹お迎えしました。お迎えしてすぐにタニシの赤ちゃんを5匹程産んで驚きました。小さいタニシはとても可愛かったです。

楽天市場でも売っていてびっくりw19匹は不要かもしれませんが。。確かにタニシが鉢のコケを食べて綺麗にしてくれていたので、私的には有難かった存在です。

ちなみに川などで取れる野生のタニシは病気を持っている可能性もあるのだそうで、混泳させるなら買った方が良さそうです。


小さな網

鉢のゴミ取りやちょっとしたお掃除に小さな網が大活躍しました。100均にもあります。


金魚たちの末路

子どもが持ち替えった金魚は2匹でした。大きさも一回り違ったため、心配していましたが、2匹は追いかけ合ったりしながらも、それなりに仲良く(?)暮らしていました。もしかしたら卵も見られるかも…と思いました。

寒い冬は心配でしたが、自然に任せてみようと思い、そのまま様子を見ていました。住まいは東京ですが表面の水が凍ってしまい、これはさすがにダメかも…と思いました。しかしちゃんと金魚は中で生きていて、暖かくなったらまた活発に動き出し安堵した事をよく覚えています。

しかし1匹の金魚(小さい方)はビオトープ生活がちょうど1年を過ぎた頃、急に亡くなっていました。もう1匹が食べてしまうといけないので、見つけてすぐにお墓に埋めました。突然の別れでしたが、子ども達は「死んじゃったんだ…」と驚きつつも、普通に受け入れていました。

残りの1匹はビオトープ生活1年半を過ぎた頃に、突然鉢の外で亡くなっていました。鮮やかな赤い色をしていたので、猫か鳥などの仕業かな…と思います。

ビオトープを体験してみた感想

室外で金魚を飼育していると言うと大変驚かれる事が多いのですが、個人的にはビオトープで育ててみるととても簡単で、これならまた子どもが万が一金魚を連れ帰って来ても安心だ、と自信につながりました。

自然の力で生きる生き物たちの力を目の当たりにして感動しましたし、子ども達にもよい勉強になったと思います。

ちなみに現在は池から持ち帰ってきたおたまじゃくしが住んでいますので、何かと鉢は活用されています(手足が出てきて、そろそろお別れが近そうです)。

以上が我が家のビオトープ体験記です。

おのまとぺん

ご興味がある方の参考になれば幸いです。

それではまた!

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