こんにちは。penです。
今回は子育てで避けては通れない(?)怒りとの向き合い方について書いてみようと思います。
私自身も三人の子どもを育てる中で、自分の怒りという激しい感情と向き合っています。アンガーマネジメントや様々な書籍を通して、自分なりの怒りとの付き合い方を考えて参りました。

子どもって自由でわがままで、時に悪魔の様な存在ですよね…
子育て中につい怒ってしまう…感情が抑えられなくなる自分に驚いている…など、怒りについてお悩みの方の何かしらの参考になれば幸いです。
怒りとの向き合い方
以下に私が怒りとの向き合い方で実践してみたものを9つ挙げます。色々お試ししてみて、ご自分にあった向き合い方をぜひ見つけてみるとよいと思います。
6秒間怒りを冷静に見つめる
アンガーマネジメントでは「6秒ルール」とって、怒りに反射的に反応するのではなく、6秒待って怒りを静める提案をしています。
先ずは怒りを冷静に受け止める事が大事かと思います。



自分は今怒っている!



はらわたが煮えくり返りそう…
先ずはそのまま相手に気持ちをぶつけずに、もう一人の自分が客観的に自分を見ている様な感じで自分の感情を言語化できると良いのかなと思います。
怒りのピークは6秒と言われていますから、なんとかこの6秒をやり過ごしたいですよね。最初はなかなか冷静になれませんが、意識するだけでも変わってきます。
怒りを点数化
怒りを感じたら、現在の怒りを点数化して相対化するのも良いですね。自分の最大の怒りを10として、今は5くらいかな…など。
怒りを数値化する事で「見える化」 (スケールテクニックというそうです) すると、客観的に怒りを見ることができるようになります。
「怒るか怒らないか」ではなく、怒りのレベルに合わせた怒り方ができ、「怒ることは怒り、怒らなくてもいいことは怒らない」という選択ができるので、怒りの配分がうまくできるようになります。
怒る度に点数化する習慣をつけていく事により、より効果を発揮してくれるでしょう。
深呼吸する
ありがちですが、深呼吸の力は侮れません。
私たちは怒っている時は、呼吸が速く、浅くなりがちなんだそうです。ゆっくりと深呼吸をして、呼吸を整えるとイライラも段々と落ち着いてきます。
深呼吸にもポイントがあって、
「息を吸う時間よりも、吐く時間を長めにする」ということが大事だそうです。
鼻から息を吸って1、2秒息を止め、そして口から細くながく息を吐ききる。息を吐ききることに集中することで、より心も身体もリラックスできまるそうです。
出産の時の呼吸法にも似ていますね。
深呼吸を2、3回繰り返すと、呼吸も整って気持ちも身体も軽くなります。
私の場合、目を瞑って新婚旅行で行ったモルディブの海をイメージしながら深呼吸をしています。


その場から離れる
どうにもこうにも冷静になれそうもない!今にも怒り爆発!という場合は、その場からサッと離れてしまうのがよさそうです。
トイレに籠ったり、部屋から出たり、可能な範囲で逃げましょう。外の空気を吸うのもいいですね。
〇〇すべきという価値観を人に強要しない
理想や価値観が強い場合、そうでない事に対しての怒りを感じてしまいがち。
私も結構完璧主義なので、自分の価値観を他人に押し付けないようにと気を付けています。みんな違ってみんな良い…自分の弱さも認めて相手にも寛容でありたいものです。
自分の価値観は自分の信念としてそっと心に留めておきましょう。。
講座を受ける
講座などでアンガーマネジメントを極めるという手もありますね。
お金はかかりますが、後々の人間関係にも役立つ事必至です。
家庭に入ってなかなか社会との関わりがない方には、良い気分転換にもなるかもしれません。家庭以外の外とのつながりを持つ事は大事だと思います。
ペンギンを眺める
極めて個人的な内容ですが、私の場合は様々試してみて、ケーセン社のぬいぐるみ(ペンギン)を眺めると怒りが収まってくるのを感じており、こればかり実践しています。これです↓
つぶらな瞳、丸っこいシルエット、ふわふわの手触り…癒し要素満載です。↓ミニサイズも欲しい…
知り合いは、怒った時はいい香りのハンドクリームを塗ると言っていました。香りでまず落ち着く事ができるし、手も綺麗になって一石二鳥だと喜んでいました。
自分にとって一番効果のある行動を色々と探ってみる事が大事だと思います。
誰かに愚痴を聞いてもらう
周りにあなたの話を聞いてくれる人はいますか?
独りで子育てをしないという事は大事だと思います。
孤独な子育てと書いて”孤育て”という言葉を聞きました。孤育てに陥っていると、イライラしてしまいがち…
アフリカの古いことわざで、
「 It takes a village to raise a child. 」
という言葉があります。
一人の子どもを育てるには村中みんなの知恵と力が必要だという意味の様です。
それぞれのコミュニティの中で、知恵や力を出し合って、共に助け合う事ができる社会をつくっていきたいですね。
壮大な話になってしまいましたが、身の回りの人に愚痴を聞いてもらえるだけでも癒されます。友だち、家族、ご近所さん、親戚などなど…LINEでもzoomでも利用できるものはどんどん利用して、上手くガス抜きできると良いですね。
子どもの赤ちゃんの時の写真を見る
赤ちゃんを見ると自然に笑みがこぼれてしまう…という様な方には特におすすめです。
我が子が時に憎く感じても、生まれたばかりのあの頃を思い返せば…怒りも少しは収まるかもしれません。私もスマホの画面に子どもたちの赤ちゃんの頃の写真がランダムで出てくる設定をしています。初心忘るべからず、とでも言いましょうか。。
「無事に生まれて来てくれればそれでいい」と思っていたあの頃に比べて、子どもに多くを求めすぎていないか…私も自問自答したりしています。子どもはまだ未熟な故にできない事も多くありますが、できる様になった事も多くありますね。
日頃からできた事、できている事に気づき、認めてあげられている事も大事なのかなと思います。例え感情的に怒ってしまったとしても、普段子どもの事を認めてあげていれば、子どもの自己肯定感は少しは守られるのではないでしょうか。
「大丈夫、あなたならできる」と待ってあげられる親でありたいです。
冷静に子どもと向き合ったら…
一度クールダウンしてから子どもと向き合うと、なんであんなに怒っていたんだろうと思って反省したり、自分はこういう時に怒りを感じやすい…等自分への理解につながります。
また、この子はこういう時に怒りの感情を出す、等子どもへの理解にもつながります。
なかなか変わる事ができない、またすぐ怒ってしまう、と思う方がいらっしゃるかもしれませんが(私もそうです)、人間は成長します。すぐには変われませんが、変わりたい、こうありたいという気持ちがあれば、亀の歩みでも変わっていけます。
諦めずに実践を重ねてゆきたいですね。
怒りから学ぼう
「怒らない育児」や「叱らない育児」という言葉が独り歩きしている様な近頃ですが、 怒りから学べることは多く、怒りは自分を成長させる事のできる大切な感情だと私は考えています。
どうぞ怒りの感情自体は否定はせず、向き合って欲しいと思います。人間はコミュニケーションの手段として怒りを使う事があり、その使い方は自分で選べるという事を知っておいていただけたらなと思います。
日常生活の中で怒りと向き合い繰り返し自問自答していくと、よりよい自分で家族と向き合える様になるのではないでしょうか。
特にマイペースな子どもと付き合う事は大変ですよね。そんな子との向き合い方については別記事に書かせていただきました。


私もまだまだ修行中の身ですが、怒りとも上手く付き合っていきたいなと思っております。子どもからの無償の愛に救われてばかりですが。。子どもから教わる事はたくさんありますね。



毎日がトライ&エラー!
以上が私からのシェアです。
どなたか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それではまた!
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] HIT THE BOOKS 【子育て中】怒りとの向き合い方9選 | HIT THE BOOKS こんにちは。penです。 今回は子育てで避けては通れない(?)怒りとの向き合い方について書いてみようと思います。 私 […]
[…] HIT THE BOOKS 【子育て中】怒りとの向き合い方9選 | HIT THE BOOKS こんにちは。penです。 今回は子育てで避けては通れない(?)怒りとの向き合い方について書いてみようと思います。 私 […]