こんにちは。penです。
突然ですが、皆様はゲームはお好きですか?私自身はアナログゲームもデジタルゲームも大好きです。時代と逆行する様ですが、今回はアナログゲームの魅力を伝えたく記事を書きます。

アナログゲームの魅力が少しでも伝われば幸いです。
アナログゲームとは…?
アナログゲームとは日本で生まれた言葉だそうで、電源(コンピュータ)を必要としないゲーム全般の事を言うそうです。
アナログゲームの歴史は古く、海外でも人気があり、受賞作品もたくさんあります。広い意味では鬼ごっこなどの遊びもアナログゲームに含まれるそうですよ。
アナログゲームで育つ力
私はアナログゲームで育つ力を下記の様に考えています。
コミュニケーションを通して社会性が育つ
1人で遊べるものを除いて、ゲームは複数人で楽しみますよね。ゲームを楽しむ事で自然と人とのコミュニケーションの仕方を学んでいる様に感じます。
「相手の立場にたって考える」事や「状況の変化に柔軟に対応する」といった事は社会でも求められる力ですよね。
ゲームを通して子ども同士が関わり合う事で、楽しみながら実践的なコミュニケーション力を身につける事ができるといえます。人との関係が希薄になりがちな今日この頃、ゲームは貴重なコミュニケーションの場になり得るのではないでしょうか。
ちなみに脳にとってはプログラムでパターン化されたデジタルゲームの刺激より、対人間の方がより複雑な刺激になるそうですよ。
勝つために考える力、問題解決力が育つ
勝ち負けがあると、子どもは勝ちたがりますよね。状況を判断して戦略をたてたり、先を読んだりする力も必要になってきます。
特に負けた経験は良い肥やしとなる様で、次に活かしている姿を見ると子どもって逞しいなと感心してしまいます。
自分で考えて動き、勝つ!という能動的な経験ができたら良いですよね。
ルールを守ってゲームを進める事で忍耐力や自制心が育つ
ゲームにはルールが伴います。ルールを守らないとゲームとして成立しない(面白くない)、仲間に入れてもらえないという事も子どもなりに理解してゆきます。
順番を守ったり、ズルをしない事など、後々の社会でのルールを守る事にもつながってゆくのではないでしょうか。
デジタルゲームは自分が不利な状況になるとリセットされがちですが、アナログゲームは自分勝手にリセットできませんので、忍耐力も必要です。
勝ったり負けたりすることを体験し、めげない心が育つ
ゲームは買ったり負けたりする事が体験できますね。そして時間の許す限り、何度でもやりなおせるところが良いです。
ゲームの腕前があがってくれば勝てますし、勇気や決断力もついてきます。我が家の次女は特に負けず嫌いですが、負けた時に自分とどう向き合うか、気持ちの切り替えをどの様にしてゆくか…といった事も学んでいる様に感じます。
例え不利な状況でも最後まで諦めない心も少しずつ育っていますし、負けて悔しくて泣く経験も良い経験になります。
手先や指、目を鍛える事ができる
トランプのカードをきったり、人生ゲームのルーレットを回してコマを進めたり、オセロをひっくり返したり…アナログゲームは何かと手や指を使います。鬼ごっこなどは全身を使いますね。
デジタルゲームだとどうしても同じ姿勢で同じ方ばかり見る事になり、指先の動きも限られてしまう事を考えると、手指や目、身体を使って遊ぶ事ができる事もアナログゲームの良さだと言えます。
数や言葉への理解を深めてゆく事ができる
あと2マス進めばゴール、オセロでここに置けば一気に5個取れる…などゲームを通して数字の概念に触れる事ができるため、その後の算数の勉強にもつながっていると感じます。
また、『戻る』『進む』『パス』などゲームをする中で様々な言葉に触れて、楽しみながら自然と理解していく姿も見られます。
遊びを通して学ぶ事はたくさんありますね。
場所を選ばず誰とでも楽しめる
アナログゲームは幼児からお年寄りまで楽しめて買い切りですし、コスパがよいですね。電源も必要ないため、屋外や電源のない場所でも楽しむ事ができます。
我が家もキャンプ場で遊んだり、出先でお友だちと遊んだりと重宝しています。災害時などもあったら良いなと思っています。一緒にゲームをすると初対面の人ともすぐに仲良くなれたりしますよね。ゲームは社会人のアイスブレイクにも有効ですよ。
代表的な遊びのご紹介
上記のような良さのあるアナログゲームですが、代表的な遊びを具体的に下記にあげてみたいと思います。
ボードゲーム
代表的なものは将棋、オセロ、チェスなどでしょうか。我が家のベストボードゲームは人生ゲームです。私が幼い頃も家族で楽しんだものを受け継いで遊んでおりボロボロですが、約30年ほど現役です。
ボードゲーム…ではないかもしれませんが、ジェンガも盛り上がりますね。我が家では積み木やドミノとしても活躍しております。
はじめてのゲーム果樹園は2歳くらいの小さな子でも一緒に楽しめます。果物はどれもころんと可愛く、おままごとにも使えます。カラスと戦うので、喧嘩に発展しにくい平和なゲームです。ドイツゲームという言葉もあるくらい、ドイツのゲームはとれも面白いです…!
ブロックスもとても楽しいです。ただひたすらに盤面を埋めるという行為でも楽しめます。
ツートンブロックは大人がハマりました。これだけの表現方法があるんだ…!と目から鱗です。見た目もシックでおしゃれです。
カードゲーム
代表的なものはトランプ、ウノ、花札、百人一首などでしょうか。
ちなみに我が家は紙製のトランプ(バイスクル)を利用しています。プラスチックの方が汚れに強く、耐久性も優れている為子どもにおすすめですが、なんだかんだ私は紙が落ち着きます。
余談ですがマジックをする場合は紙製が向いているそうですよ。折ったり破ったりするには紙が最適なのだとか。
私の祖母の家では家族が揃うとだいたいトランプ大会が始まります。90歳ですがまだまだ楽しんでいますよ。
レシピというカードゲームも我が家では大ヒットしました。メニューに必要な具材を揃えたり、相手の作っているものを予想したりして、ながく楽しんでいます。
参考図書
最後に参考図書をご紹介します。本はなくても遊べますが、手元に一つあると遊びの幅がグンと広がります。
我が家で活用しているのは『かんたん!たのしい!トランプあそび』という本です。可愛いイラスト付きで説明も分かりやすく、定番の遊びがたくさん載っているので、とても参考になります。
『アナログゲーム療育』という言葉をご存じですか?アナログゲームは発達障害のある方の療育にも使用されているツールです。
私は未読ですが、一度読んでみたい本をご紹介します。
『ボードゲームカタログ202』はゲームの内容、プレイ人数、年齢、作者などがきちんと表記されていて、見ているだけでも楽しいですよ。すごろくやさんの一言コメントもポイントを押さえていて、ゲーム選びの参考になります。
その他カタン、ごきぶりポーカー、ドブル、ナインタイルなど私も挑戦したいゲームがたくさんあります…!
以上が私からのアナログゲームのシェアです。子どもと一緒に相手の顔を見ながら、アナログゲームで遊ぶ時間はとても楽しいものですよ。会話も弾みます。
ゲームをするにはある程度時間が必要ですので、毎日は難しいかもしれませんね。休日などに一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。子どもの意外な性格が見えたりして、面白いですよ。



楽しめそうな方は、ぜひ!
それではまた!
コメント
コメント一覧 (3件)
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